
このサイトについて
高齢者の安心ガイドは、高齢者本人とそのご家族が、
転倒・骨折・動きにくさ・生活の変化といった出来事に直面したときに、
「何を優先して考え、どう行動すればよいのか」
を整理するための情報サイトです。
病院では、病名や検査結果の説明は受けられても、
- どこまで心配すべきなのか
- 今すぐ動くべきなのか
- 様子を見てもよいのか
- 介護や支援はいつ考えるべきなのか
といった “次の行動” までは、十分に説明されないことも少なくありません。
本サイトでは、病気を怖がらせることを目的とせず、
不安を整理し、安心につなげるための判断の軸を、
医師の立場から分かりやすくお伝えします。
診断や治療を行うものではありませんが、
適切なタイミングで医療・介護・福祉につながることを最も大切にしています。
状況別ガイド
高齢者の体調や生活の変化は、「何が起きているのか」「何をすればいいのか」が分かりにくいものです。まずは、今の状況に最も近いものを選んでください。
あなたの状況はどれですか?
▶ 親(本人)が転倒した
▶ 骨折と言われた・骨折の可能性があると言われた
▶ 動きにくくなった・歩けなくなった
▶ 介護や支援が必要か分からない
それぞれの状況について、今すぐ確認すべきこと次にやるべきことを整理して解説しています。

今すぐやるべきこと
高齢者が転倒したり、骨折や動きにくさが出たりしたとき、
最初の判断が、その後の経過を大きく左右することがあります。
ここでは、状況に関わらず
多くの方に共通して確認してほしいポイントをまとめています。
まず確認してほしいこと
- 強い痛みがないか
- しびれや力の入りにくさがないか
- 時間とともに症状が悪化していないか
受診の判断
- 少しでも不安があれば、医療機関を受診してください
- 高齢者では、見た目以上に重い状態が隠れていることがあります
生活面で今すぐできること
- 無理に動かさない
- 転倒しやすい環境を一時的にでも整える
- 家族や周囲と情報を共有する
※ より詳しいチェック項目は、無料チェックリストにまとめています。
医療・検査・治療の考え方
医療機関を受診すると、
レントゲン、CT、MRIなどの検査を勧められることがあります。
検査の目的
- レントゲン:大きな骨折の確認
- CT:骨折の詳細な評価
- MRI:神経や新しい骨折の確認
高齢者では、レントゲンでは分からない異常が
CTやMRIで見つかることも少なくありません。
骨粗鬆症について
骨折をきっかけに、骨粗鬆症が見つかることも多くあります。
次の骨折を防ぐためには、評価と治療が重要です。
治療について
本サイトでは、特定の治療法を勧めることはしていません。
ただし、
「どのような考え方で治療が選ばれているのか」
を理解することで、不安を減らすことができます。
介護・福祉・支援の進め方
高齢者が転倒や骨折をきっかけに、
生活が大きく変わることがあります。
介護認定について
- 生活に支障が出た時点で申請を検討します
- 申請は市区町村の窓口で行います
- 主治医意見書が必要になります
利用できる支援
- 訪問診療
- 訪問リハビリ
- 福祉用具のレンタル
- 住宅改修
早めに相談することで、負担を軽くできることも多いです。
ご利用にあたって
本サイトは、一般的な情報提供を目的としたものであり、
診断・治療・医療行為を行うものではありません。
症状がある場合や判断に迷う場合は、
必ず医療機関を受診し、専門家の指示を受けてください。
本サイトの情報を利用したことによる
いかなる結果についても、責任を負いかねます。
お問い合わせ
本サイトに関するご質問、取材、連携のご相談は、
以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
※ 医療相談・診断・治療に関する個別のご質問にはお答えできません。
あらかじめご了承ください。